インターン・トーク
2016-12-13


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こちらではインターン制度を導入しています。全世界の学生を受け入れるんですが、まあ、大概、夏休みを利用して、10人前後の学生がインターンとして来ます。
シリコンバレーでの生活は、それなりに刺激的だと思います。出張や観光で来るだけではわからない気づきなんかも多くあり、最近、改善されたとはいえ、自国が快適で外にでたがらない日本人は、もっとこういう制度を利用すべきだと思います。
まあ、とはいえ、アパート事情は厳しく、家具付きのStudioで3500ドル/月。仮に5000ドルのサラリーを払っていても、1500ドルしか残りません。それに、アパートから会社に通う交通費、日本なんかに比べてとても高い食費。さらには、こちらの生活を経験するためには、フォーラムなどのソーシャルな場に参加したり、旅行に行ったりするにも費用がかかります。なので、かなりの持ち出しが出るので、学生には厳しいのかなあと思ったりもしています。
とはいえ、世界は広い。中国人はたくましい。彼らは、アパートを借りて共同生活をすることによって、アパート代の出費を抑えています。もう、こういうのを見ていると、なんで日本は中国や韓国に勝てないんだとか議論をしている人たちがあまりにも自分たちのメンタリティーを理解していないで話している気がしてなりません。もう、学生の時からハングリーさというか意識が違います。
で、私たちは、まあ、ぬるま湯なんですが、会社の若手に経験をさせてあげようと思って、社内インターンシップ制度を導入して、3ヶ月ごとに、新しい若手のインターンとして来てもらっています。飛行機代、アパート、カンパニーカーを用意して、会社からは給料と日当がもらえるという至れり尽くせりの制度です。でも、経験した方は、働き方の違いとかこちらの環境を肌感覚でわかってくださって帰って行かれます。
とにかく、少なくとも彼らが最初に来た時にいうのは、XXしていいですか?と聞くな。自分はXXだから○○をします。という言い方にしなさい。メンターからの指示待ちでは何も起こらない。自分からメンターに話しに行って自分はどうしたいか、そのためにどうすればいいかとぶつかっていきなさいと言っています。
これを言わないと、来て一週間以上経って、「どう?」って聞くと、「いやー、最初にランチに行って以来、何も言われないんですよねえ。。。」みたいなトンチンカンなことを言う人もいます。もう、なんとなくですが、社員教育がなっていないんですよね。
で、3ヶ月終わって、帰る段になると、インターンの方には、成果発表をしてもらいます。会社の若手は、戻ってからもこちらとの繋がりがあるはずなので、3ヶ月のアメリカでの生活の感想、日本に帰ってから我々とどう付き合っていきたいかみたいなことを言ってくださいとお願いしています。その中で、一番、重要なのは、「必ず、笑いを取ること!」です。これは絶対にやってねとお願いしています。で、今日は、TさんのTalk。最後に、ベイエリアで学んだ?Zumbaを披露してくださいました。今まで、パフォーマンスをした方は初めてだったので画期的です。みなさん、笑顔でした。
お疲れ様!
[海外赴任]
[アメリカ生活]

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